HOW TO 家づくり デジタルシティえひめ

どこに依頼すればいいの?

家を建てる時、一番に悩むのがどこに頼めばいいかということ。
それぞれの特徴を知り、あなたにあった施工業者をお選びください。

どこに依頼するかは慎重に

家づくりを依頼する依頼先は住宅メーカー、工務店、建築家に分けられます。それぞれの依頼先の特徴、システムを調べた上で、どこに依頼するのが一番いいか考え、決定しましょう。

依頼先の特徴

住宅メーカー

【住宅メーカー】

住宅メーカーの場合、資金づくりから設計施工、アフターメンテナンス、増改築の相談、買い替えに至るまで、住まいづくりの総合的な業務に携わっているため、合理的な家づくりが可能です。また、家を商品として開発し、価格設定して売り出しているのも大きな特徴です。

住宅メーカーに依頼する場合、じかに接するのはほとんどが営業マンです。営業マンは工務店と施主の間でいろいろな打ち合わせや調整を行い、作業を円滑に運ぶ役割を果たしてくれますので、相性のいい信頼できる営業マンを選ぶことがいい家を建てる秘訣になると思います。

しかし、家づくりが進むにつれ、窓口が営業マンではなく、提携の工務店、現場監督と、窓口が変わっていく場合もありますので、念のため内容を文章化するなどして、行き違いのないようにしておきましょう。

工務店

【工務店】

工務店は大工の棟梁が経営者となり、5人から10人程度の大工職人を常に雇用して一括して工事を請け負うものと、大工や下請け職人を半雇用的に抱え、請け負った工事をその下請け職人に行わせ、経営者はその段取りや監理、経営等に従事するものがあります。

工務店の最大のメリットは地元に密着しているところです。打ち合わせからアフターサービスまで、同じ工務店、同じスタッフが行いますから、長い期間にわ たって行き届いたサービスが受けられます。依頼先を決定するには、地域の評判を数カ所から聞いたり、建設中の現場に出向き、仕事の様子を見学してみては。

建築家

【建築家】

建築家に設計を依頼するとオーダーメイドの個性的な家が誕生すると言われています。建築家の仕事は基本的に設計と工事監理です。設計には二段階あり、何 回かの打ち合わせで施主の要望やライフスタイルなどを聞き、イメージをつかむための基本設計ができあがり、通常、ここで気に入れば設計・監理契約を結びます。

どの建築家に依頼するかを選択する際には、ネームバリューだけで選ぶのではなく、感性が自分と合っていて、家に対する想いに共感できるような建築家に依頼するといいでしょう。

Point!

施工先選びのポイント

建築業を営むためには規模によって大臣許可か知事許可が必要です。その許可証があるかないかチェックしましょう。

営業実績を雑誌や資料でチェックしたり、知人などに評判を聞いてみましょう。

大きなトラブルを起こしていない業者を選びましょう。

アフターサービスや保証期間がしっかりしているところを選びましょう。

ちょっとみみより
展示場見学、敷地調査の際の対応

住宅展示場

営業マンが案内しようとすると避けるような態度をとる人がいますが、これはタブーです。もしかするとそのメーカーで家を建てることになるかも知れませんので、積極的に話しかけ、親しい関係を築くのが得策です。

敷地調査

敷地調査には自分たちも立ち会い、切ってはいけない樹木などがあったら、その場で指示しましょう。

また、近隣に仲の悪い人がいたり、面倒な人がいる場合は伝えておきましょう。工事中や入居後に起こりそうなトラブルには早めに対策をとっておきましょう。