HOW TO 家づくり デジタルシティえひめ

貯蓄方法はどうすればいい?

家を建てる時には、まず現時点で自己資金をどれくらい用意できるか調べてみましょう。
そして、自己資金が不足している場合は、目標額を掲げ、貯蓄方法を考えて実行しましょう。

貯蓄を増やすコツ

資金計画は慎重に

家計簿をチェック

収入と出費を客観的に把握することから始めましょう。支出は衣食住費、税金、社会保険、医療費、教育費などの「基本支出」と、小遣い、交際費、レジャー費の「任意支出」に分けて考えます。そして、省けるムダを徹底的に削っていき、貯蓄に。

保険の過剰加入

必要以上に多額の掛け金を払っているケースが多いのでは。万が一のためにと何気なく払っていますが、もう一度、家族の保険料を洗い直し、適切な保険への加入を選択してみましょう。

貯蓄しやすい生活にチェンジ

 「生活費で浮いたお金を貯蓄にまわす」という考えではいつまでたってもお金は貯まりません。貯蓄しやすい生活システムを積極的に作り上げることが大切です。
例えば給料からの天引き貯金を行ったり、財布の中にカードやお金を持ち歩かないようにしてみては。また、つもり主義になり、外食した「つもり」で家で食事、家賃が高い「つもり」で差額を貯蓄。自分たちが続けられる貯蓄法を選んでチャレンジしてみましょう。

百万円までは郵貯で

郵便局のメリットは暮らしの身近にあり、1口1千円が預けられる便利さです。節約してコツコツ貯めていくにはまさにぴったり。低金利時代の中でも比較的金利がいいのも見逃せません。

期間を限定してバイトスタート

お金を貯めるにはバイトなどのサイドビジネスで増やすのが、手っ取り早い方法です。目標額を設定し、期間を決めて行えば苦にもなりません。このバイトのお金はないものとして考え貯金すれば目標額までスピーディに貯められます。

貯蓄のステップアップを

100万円から次のステップアップは300万円、500万円ですが、そのためにはいろんな方法があります。ハイリスク、ハイリターンの株、リスクの少な い証券商品の中期国債ファンドやMMF(マネー・マネジメント・ファンド)など様々です。ただ、マイホーム資金を確実に増やす目的であれば、株で設ける自 信がある人以外は、リスクが低くて利回りがいいMMFや中国ファンドなどがいいでしょう。そうすることにより、貯蓄のスピードは加速します。

マイホーム目的の貯蓄プランを選択

住宅取得を目的とした貯蓄や積立を利用してはいかがでしょう。「住宅積立郵便貯金」に毎月決まった額を1年から5年にわたって一定の金額を積立てると、住宅金融公庫を利用する際に加算融資を受けることができます。

ライフスタイル別貯蓄ポイント

家族構成や生活のパターンによって貯蓄方法は違ってきます。
貯蓄上手になるヒントをご紹介します。

夫婦+子ども

夫婦+子ども

子育て中にはどうしても教育費がふくらみがちになり、必要経費のようになりますが、この子ども関連の支出を把握することが一番です。その傾向をつかんだ 上で貯蓄に回せる金額をなるべく増やしていきましょう。しかし、余ったお金を回す…という考え方では何年かかるかわかりません。また、「マイホーム取得ま では…」と生活を切りつめて貯蓄にまい進…というのも考えもの。
無理なく貯めるためにもご主人の勤め先に社内預金や財形制度があれば、利用してみては。財形貯蓄には「一般財形貯蓄」「財形年金貯蓄」「財形住宅貯蓄」があり、サラリーマンで55歳未満であれば利用可能ですから、条件に当てはまれば是非とも利用したいものです。

子どもなし共働き夫婦

子どもなし共働き夫婦

2人分の収入があって子どもがいないと、どんどん貯蓄ができそうな気はしますが、そのわりに預金がたまっていないのが共働き夫婦です。ダブルポケットの 場合、どちらかが主導権を持って家計管理をしていくのが理想ですが、無理ならせめてボーナス時期の貯蓄から始めてみてはいかがでしょう。
どちらかがしているだろうと安心せず、レジャー資金は夫、マイホーム資金は夫婦でといった具合に、どちらが何のための貯蓄を担当するか、分担と目標を決 めておくことが大切です。そして、貯蓄簿をつけて相手がどんな金融商品を利用し、お金の使い方が堅実かどうか時折話し合うようにしましょう。話し合いを重 ねていくうちに管理能力のある方にマネー管理をまかせるのもいいかも知れません。

自営業夫婦

自営業夫婦

自営業やフリーランスの場合は決まった収入が毎月入ってくるわけではありません。生活費が足りない月に備えてのお金も必要ですし、税金や国民健康保険などの支払いも考慮しなくてはならないため、生活費とは別に予備費を設けておく必要があります。
そんな中でマイホーム資金を貯蓄するには、つもり貯蓄が適しているかも知れません。何かに使ったつもりで新しい口座を設け、貯蓄してはいかがでしょう。また、子供の名義で定期預金をしてみてもいいかも知れません。簡単には手を着けられないので下ろすことはないのでは。
もし、家を建てるまでに3年以上ある方には住宅金融公庫が発行の「つみたてくん」(住宅債券)をお勧めします。頭金づくりに最適です。