荷づくり・引越しについて
前もってしっかり考えておくとスムーズに進む!
荷物の整理は早めにとりかかろう
新居に入室できる状態なら下見をし、カーテンやガスコンロ、収納のサイズなどを測り、いらない物や必要な物、収納方法などを考えておこう。引越しの時にはで きるだけ荷物が少ない方がいい。
タンスの中に何年も眠っている物や洋服は、リサイクルショップに持ち込んだり、捨てるなどして、思い切って処分を。冷蔵庫の生ものや冷凍食品、保存食なども早めに使い切り、引越し時にはほとんどない状態がベスト。
引越し業者に頼むか、自分でするか
引越し業者に頼めば、費用はかかるが早く済み、大きな荷物も安心。最近は金額によって、全部やってくれるコース、梱包は自分たちでするコースなど、いろいろ な契約方法があるので、予算と相談して決めよう。この時、必ず複数の業者に見積もりを出してもらおう。見積もりはどの業者でも無料。追加料金やピアノな ど、特別料金の必要な物もチェックを忘れないように。
もっと安く済ませたいなら、レンタカーを借りるなどして自分たちでするのも良い。ただしやはり時間と労力はかかる。手伝ってくれた人には、差し入れのジュースや食事代をもつなど、気遣いを忘れないようにしたい。
荷造りについてのアドバイス
段ボール箱は、引越し業者に頼んだ場合は用意してくれる場合もあるが、近所のスーパーなどでもらってくることも可。荷造りした箱には何が入っているか記入し
ておくと混乱を防げる。大事なものは自分で運ぶと安心。
大型ゴミは収集方法が市町村によって異なるので、早めに確認して出し忘れのないようにしよう。冷蔵庫の水切り、ストーブの油ぬきも忘れずに。
引越しにおける基本的な手順
スムーズな引越しは段取り勝負。早めのとりかかりが引っ越し当日の余裕を作る。
引越し決定後すぐに
- 現住所の退去告知を不動産会社、及び大家さんに、最低でも1ヵ月~2ヵ月前にはしておく。
- 電話移転の手配。
- 引越しの見積りをとる。
- 新居をチェックし、必要な家具や、カーテン・カーペットのサイズを調べる。また、ガスコンロのサイズや種類、必要な照明の数や位置なども要チェック。
退去1ヵ月前~1週間前の間に
- 郵便局への移転届けや役所への届けを済ませておく。
- 転居を通知するハガキの作成。
- ガス・電気会社・水道局・新聞販売店などに連絡。
- 新居のレイアウトをあらかじめ決めておく。早めに決めておけば、あらかじめ運び込む荷物を新しい部屋ごとに分類して詰めていけるので、引越し当日もスムーズ。
- 造りは、できるものからどんどんしておこう。
- あらかじめ資源ゴミ・大型ゴミの日をチェック。まだ使えるものはリサイクル業者やフリーマーケットを利用しよう。
- 1年以上使わないものは、思い切って処分するのもひとつの方法。
退去の前日まで
- 冷蔵庫の中の食品は生もの・冷凍とも、引越しまでに使い切るように調整していこう。
- 冷蔵庫は引越日にいきなり電源を切ると、解けた霜・氷で床が濡れてしまう。引越し前日までに霜とりをしておこう。また、同様に洗濯機の水抜きや、石油ストーブの油ぬきなどもしておこう。
- 近所への挨拶まわり。引越し日に騒音で迷惑をかけるので、前もって言っておいた方がよい。
引越し当日
- 旧居をきちんと掃除しておこう。不要物・ゴミを残したりしないこと。
- 鍵やエアコンのリモコン、取扱説明書など、入居時に受け取ったものを揃えて不動産会社に返却する。
- 不動産会社のチェックに立ち会うようにすれば、敷金・修繕費用のトラブルなども防ぐことができる。
- 少なくとも、新居の上下左右のお隣りには挨拶しておこう。
引越し後
- 勤務先にも移転を必ず伝えよう。交通費や税金が違ってくる。
- 運転免許証の住所変更は、住所変更後15日以内に。